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御木本製か、昭和2年(1927)頃
鼈甲、ホワイトゴールド(?)、真珠
モダンな感じのするクローバーにくらべてカタバミは地味な印象があります。実際に、道端でひっそりと黄色い小さな花をつける姿は、特に人目を引くもので
はありません。でも図案化されたカタバミは古くから家紋として親しまれてきま した。ふつうのカタバミのほかに、剣カタバミ、四つカタバミ、蔓カタバミなど
種類も豊富です。
漢字では酸漿草と書くのは、この葉と茎が酸っぱいことをあらわしています。 そのせいか、西洋では毒をもった生き物を退けるお守りとして信じられているそ
うです。この二本足の髪飾りは流れるような美しい曲線の上に白い金属で三ッ葉 の一葉をあらわし、その脇に真珠の蕾と花を置いたもの。使われた真珠は底の部
分を削って安定をよくしています。
真珠は古くから日本女性の黒髪を飾ってきたと思われがちですが、日本の髪飾 りに真珠が使われるようになったのは、実は養殖真珠の登場以後のことなのです。
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