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ミキモト
明治43年のカタログ『真珠』より複製
金、真珠、ダイヤモンド
四ッ葉のクローバーは幸福のシンボル。広く知られた言い伝えです。正確には四
番目の葉にその意味があって、他の葉はそれぞれ希望、信仰、愛情をあらわすと
いいます。もっともこの言い伝えがいつおこったのか、詳しいことはわからない
ようで、良く似たかたちのカタバミについていわれていたことが、そのまま伝え
られたと考えられています。ちなみにクローバーは豆科、カタバミはカタバミ科
でまったく別の植物です。
クローバーは燕やリボンなどとともにイギリス十九世紀ジュエリーの代表的な
モティーフのひとつ。ポピュラーなブローチの小品によく見られます。このペン
ダントは明治末期のミキモトのカタログ『真珠』に掲載された図をもとに再現し
たもので、葉の上に小粒の真珠をセットするなど、当時のヨーロッパのジュエリ
ーそのままです。さまざまなデザインを積極的に取り入れ、独自の方向を模索し
ている様子が想像できます。
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