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9.オープンカーで伊勢志摩を

 12月の初めに津市でフォーラムがあり、パネラーとして呼ばれました。テーマは「世界につながる三重の道つくり」で、当方、専門の立場でもなんでもないのだけど、肝煎りの先生 (友人の恩師) がなにか喋れと仰る。レジュメの発言のガイドラインには、観光ルートの活性化につながる道つくりへの期待というようなことが書いてある。

 観光地の交通問題というと、渋滞や事故、駐車場難といったネガティヴな話題がすぐ浮かびます。それはたしかに困ったことだけど、いつもそういうわけではない。普段は空いていて景色も良い快適な道路がこの伊勢志摩にはあります。車を移動の手段として見ないで、それ自体を楽しみとして考えてはどうか。たとえばオープンのスポーツカーで潮風を切って走る、というような。

 オープン・カーは外国車にも国産車にもありますが、所有している人はそう多くないでしょう。そういう当方も実は縁がない。憧れはあるが、実際に所有するには制約が多い。そこでレンタカー、という方法があります。だが、サービスを検索してみると、遊びのための車種を揃えているところは見当たらないのですね、少なくともこの地方では。

 では、積極的にフル・オープンの車種を取り揃えて、美しい志摩の海と空を眺めながら気分良く走る、という楽しみを提供してはどうだろうか、それは潜在的にオープン・カーに憧れている層をこの地域に誘う、新しい魅力のひとつになるのではないか、などということをフォーラムの席上で話しました。マツダ・ロードスターやMR-S、コペンも良いし、思い切って奮発してポルシェ・ボクスター、そこまでは無理としてもミニやビートルのカブリオもきっと楽しいと思います。

 鳥羽をスタートしてパールロードを志摩に走り、そこから五ヶ所を通って南島町から紀伊長島へ。荷坂峠を越えて大台から松阪、伊勢を経て鳥羽へ戻るラウンド・トリップが可能です。志摩で一泊し、神宮やスカイライン、それに我が真珠島へはぜひお立ち寄りいただきたい。海辺と山間の両方の美しい景色が楽しめます。

 そうやって考えていると、実はこれまでの観光誘致の対象から、車好きの層が抜け落ちていたことに気付きました。というか、そういう捉え方をしてこなかったのです。自分の車でドライブするのは日常的な行為ですが、非日常の観光だからこそ、普段乗れない車を楽しむというのは実に心踊るものがあると思いませんか。

 近頃はそういう話を会う人毎に喋っています。既存のレンタカー会社の企画のテーブルに乗るか、あるいは新規事業を立ち上げるのか、どんなかたちでも実現すれば、まず、真先に私自身がエントリーしたいと思っています。さて、この話を読んでうなずく乗り物好きの皆さんにお勧めなのは、ただいま開催中の展覧会です。なかでも大正6年の志摩におけるアート・スミスを記録した写真6点は一挙初公開。大きく引き延ばしたので、観客の様子などもよくわかります。必見です。

yokoyama
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