知る 学ぶ 楽しむ
真珠王からのメッセージ 海女 パールミュージアムコレクション 入場料金 チケット情報 営業案内 アクセス 真珠島のパワースポット 島内マップ よくあるご質問 ホームに戻る
HOME > 学ぶ > 館長のページ > バックナンバー 一覧 > 10.ジュエリーのハンドリング

10.ジュエリーのハンドリング

 連休の間、真珠島ではいろいろな催しをおこない、多くのお客様で賑わいました。ご来島いただいた皆様にはこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

 連休後も継続しているのは「真珠博物館のコレクション展」と「女王さまとクラウン・ジュエル展」、それに「海女の民俗展」と御木本がかつて海外の万博に出品した工芸品の展示です。こちらは整理券不要、長い待ち時間もなく、ゆっくりご覧いただけます。人気だったティアラの戴冠(なにしろ、これが目当てという方も)は、また機会を改めておこなう予定ですが、二階のレファレンス・カウンターで「ジュエリーのハンドリング体験」を引き続き開催しています。これはふだん展示室のケースに収納しているジュエリーを手に取ってご覧いただこうというものです。展示では表の一面しかわかりませんが、実際には裏に凝った細工があったり、蓋が開いたりといろんな仕掛けのあるジュエリーも多く、より楽しんでいただこうとこの機会を設けました。

 最近出た奥本大三郎さんの『東京美術骨董繁盛記』(中公新書)というたいへん興味深い本に「(美術館では)茶碗を掌に包み込んで、じっくり眺め、引っくり返したり撫でたり、唇を当てたりする楽しみが全く禁じられているのはつまらない。」というくだりがありますが、ジュエリーにもそれに近い一面があるかもしれません。というわけで、重さを確かめたり、備付けのルーペを手に細部を観察することもできますし、着用して写真撮影OKの場合もあります。ハンドリング作品は一点だけですが、毎週金曜日に入替えをおこなうので、「コレクション展」の会期の間にはそうとうの数のジュエリーを手に取れることになります。

 説明を担当するスタッフは前もって個々の資料のデータを再度確認して、どうしたら作品の面白さを伝えられるか、それぞれに工夫をしているようです。説明が上手くできるかどうか、そちらのほうもお楽しみください。

 なお、「コレクション展」の会場では当館の収蔵品に加え、特別展示として、伊勢市の出身で現在名古屋で英国骨董宝飾店「ボンドストリート」を経営している中島正己氏のプライベートコレクションを公開しています。こちらも四期に分けて入替えをおこない、6月12日までは英国の王侯ゆかりのジュエリーを集めた「王様からの贈り物」と「スコティッシュ・ジュエリー」の特集です。

 繰り返しますが、博物館は待ち時間はありません。どうぞご来場ください。

クリスタルの裏側に沈み彫りをほどこし着彩されたブローチ(イギリス・19世紀後期)

クリスタルの裏側に沈み彫りをほどこし着彩されたブローチ
(イギリス・19世紀後期)

バックナンバー一覧に戻る
page top
  • 御木本幸吉記念館
  • 真珠博物館
  • 館長のページ